#中国の八仙人と日本の七福神 | ||||||||||||
※中国では、日本の七福神と似た八仙人の伝説があり、各地で広く伝わっています。 中国の八仙、八人の仙人とは、李鉄拐(りてっかい)、漢鐘離(かんしょうり)、呂洞賓、(ろどうひん)、藍采和(らんさいわ)、韓湘子(かんしょうし)、何仙姑(かせんこ)、 張果老(ちょうかろう)と曹国舅(そうこっきゅう)の8人です。 いずれも民間人から仙人になったもので、それぞれ、様々な伝説があります。日本人が、七福神が誰でも知っているように、中国では八仙人といえば、知らない人はいないほど非常に有名です。 この八人の仙人はその出身や特徴により、それぞれ老、若、男、女、富み、権力、貧乏、低い身分を代表します。つまり、社会の各階層の人々を包括しています。 この八仙人が東海を渡る時の物語、「八仙過海」(八仙、海を渡る)は、八仙が東海を渡る時、竜王の息子と戦って、大暴れをしたという話です。 この四字熟語"八仙過海"は、いつも、"各顕神通"と合わせて使われます。"八仙過海、各顕神通"。「八仙海を渡るに、おのおの神通を発揮」という意味です。 今は、それぞれの本領を発揮するという意味で使われます。確かに、この物語の中にも、八仙人がみんな出番があって、それぞれ違う道具、法器を使っていますね。 うちわや杖、笛、剣、瓢箪、花かご、玉製の板、魚鼓という楽器の一種など、八仙の法器、つまり、神通力を発揮する道具は様々で、本来武器と呼ぶようなものではありません。 ちなみに、花竜太子に拉致された美人仙女、何仙姑が持っているのは、蓮の花です 八仙人には異なる法器、道具があって、戦う時に、それぞれ違う神通力、つまり本領を発揮します。それぞれの長所を生かすと、最強の仙人集団になるんですね。 中国の道教の伝説には、数多くの仙人がいます。その大勢の仙人の中においても、八仙人は民間人の出身と言う、数少ない存在です。 庶民に近い存在だからこそ、民間で親しまれ、幅広く信仰されているんですね。修行を重ねれば、誰でも仙人になる可能性があるという暗示が働き掛けているのでしょう。 今でも、中国には、八仙人を祭る道教の寺院のほか、おめでたい意味を表す春節にかける絵や、戯曲などには、よく八仙人の題材を取り上げています。 八仙はそれぞれが神通力を発揮する法器を所持しており、それらは暗八仙と呼ばれて八仙を象徴するものとして図案化されています。 漢鐘離(カンショウリ) → 芭蕉扇 張果老(チョウカロウ) → 魚鼓(楽器の一種) 呂洞賓(リョドウヒン) → 剣 李鉄拐(リテツカイ) → 葫蘆(瓢箪) 韓湘子(カンショウシ) → 笛 藍采和(ランサイワ) → 花籃(花かご) 曹国舅(ソウコクキュウ)→ 玉板(玉製の板) 何仙姑(カセンコ) → 蓮の花 ★八仙は道教の仙人のなかでも代表的な存在であり、中華社会のいかなる階層の人にも受け入れられ、信仰は厚いとのこと、、 最近では日本人でも色々の八仙人を収集していらっしゃる方がおりますので、ここでは八仙人を集めてみました。 |
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★★★ 七福神 ★★★ | ||||||||||||
日本の七福神は,福徳をもたらす神として信仰されている七人の神。インド,中国,日本に伝わる信仰対象を組合せて竹林の七賢などにならって室町時代に「七」に整えられ,福の神としたもの。えびす (恵比須〈日本〉) ,布袋,福禄寿,寿老人 (以上中国) ,大黒天,毘沙門天,弁財天 (以上インド) の七神.また、七福神の代表的な図柄としては、「宝船」がありますが、これは、中国の「八仙渡海図」が元になったという説が有力です。 |
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品名:陶器:七福神 品番:D-40 サイズ:高さ:6cm 横3.5cm 奥2.5cm 「平均」 重さ:30g「平均」 七体で220g 材質:陶磁器 価格:¥3.000「税込」 |
品名:青磁:七福神 品番:D-41 サイズ:高さ:5.5cm 横6cm 奥4cm 「平均」 重さ:44g「平均」 七体で377g 材質:陶磁器 価格:¥3.000「税込」 |
品名:木彫:七福神 品番:D-42 サイズ:高さ:15〜16cm 横7cm 奥6cm 重さ:370g「平均」 七体で2600g 台サイズ:56cm 幅8cm重さ400 「平均」 材質:桑の木 価格:品切 中国・揚州「木製」 |