品名:四水帰堂
品番:mokei-1
サイズ:高さ:11cm 横14cm 奥15.5cm 
重さ:583g
材質:石粉と樹脂を混ぜた素材
価格:¥4.980「税込」在庫2
中国・上海


「四水帰堂」は徽州の民家建築に対する最も分かりやすい貢献の一つである。天窓は徽州の民家で最も基本的な建築様式であるが、それは部屋の明かり取りに十分であるだけでなく、通気の用も成し、室内に居ながらにして朝焼けを、星空を見ることができる。外界とは仕切られているが、同時に自然と親密に接触できる設計になっており、「天人合一(天と人が一体となる)」、「和諧共生(人は自然万物との共生)」の理念を具体的に表現している。雨水は天窓のまわりのかけどいを通して用水路に導きいれ、四方の財がまるで雨水のように絶え間なく我が家に流れ込む……「天降洪福(天から幸せが降りてくる)、汇集財富(財と富が集まってくる)」という寓意が家の造りに託されているのである。マルチメディアの技術を駆使して建造された徽州の屋敷では、春雨がしとしとと降りしきる中、足元の水たまりにはさざ波が起き、蓮の花は雨音に従って揺らぎ、蟹や魚が遊び戯れる様子を映し出す。来場者はあたかも本当の徽州の民家に身を置いて、「四水」(四方の水)が「帰堂」(帰るわが家)する体験に身をゆだねることになろう。




正面玄関



後面




横面



横面